英文学史で前期の講義を受講しない方がいい理由

私の通う大学で、前期の英文学史の講義は、アルフレッド大王がデーン人と戦ったか9世紀ら18世紀に及ぶとても長い期間に書かれた英語の詩や小説についてである。シェークスピアなど著名な作家も沢山いるが、どの作品も難解である。読後感想文を書いて出せという課題も出されたが、どの作品も難解さ故に読破できなくて単位を落とした。どの作品が紹介されるページでも、それぞれ、作品の一部が切り抜きのように貼り付けてあったが、いずれも現代英語ではなく、中英語、古英語だったため、一目見て、読み慣れた現代英語ではないことが分かる、全く理解できない文章だった。現代英語しか高校までに習っていない私たちには、難解な作品が沢山紹介されても、読めないのだから仕方ない。日本語に訳されている作品も多いが、どれも劇の台本のような物ばかりで、小説とも違ったもので、読みづらい。前期の英文学史の講義は難解な作品が多く紹介されるのでもう二度と受講するまいと思った。