なつかしか。川辺先生どげんしとんしゃーかいな。まだおんしゃあとかな。

http://yhasimot.exblog.jp/12423395/より。
福岡教育大学附属福岡中学校研究発表会1日目。

過日、見出しの研究大会に参加してきました。
以前に同校を訪れたことはあるのですが、昨年度から同校は文部科学省の指定を受けて斬新な研究を始めたようですので、久しぶりに参加。

1日目は、社会科の授業を拝見し、批評会に参加しました。

先日のブログにも書きましたが、地理・歴史・公民をまたいでのユニット構成。
「民主主義」「開発と貿易」「安定と平和」「紛争と安全」「地方分権」「外交」等々のユニットを1年生から3年生まで配列し、それぞれのユニットにおいて、地理・歴史の内容を配当、それぞれのユニット最後に公民の学習として「水道事業の民営化は妥当なのか?」(開発と貿易の場合)や「核兵器廃絶は可能か?」(安定と平和)といった社会問題学習を位置付けています。

今回拝見したのはユニット「民主主義」の、社会問題学習「なぜ今、再び諫早干拓問題が問われているのだろうか」です。この授業は、この問題のアクターである、農家(干拓推進派)と漁民(干拓反対派)に焦点を当てて、それぞれの主張をトゥールミンモデルで提示した後で、それぞれの表明に対して批判的な議論を行います(実際の授業ではトゥールミンモデルは示されませんでしたが)。例えば、農家の主張に対する漁民の「反論」やその逆を子どもたちが提示する。そして、授業最後の段階になって、この問題が再び問われているのは、当初諫早干拓が提起された折りには想定されていなかった問題が次々と出てきていること等が例示され、「民主主義を守り、維持するためには、決まれば絶対というわけでなく絶えず努力し更新していくことの大切さ」を子どもたちに認識させるといった流れ。

引用終わり。

川鍋先生も具体的な例から掘り下げて、桜並木沿いに高層マンションを建設するのは、環境権を侵害しているとして住民らが訴えた裁判について語っていた。
先生は未だおんしゃーとやろうか。