複数形、三人称単数現在のs(es)の付け方。


複数形というのは、二個以上のものを説明するときに使う英語に特有の文の形です。たいていの単語にsをつければ英語の複数形を作ることが出来ます。たとえば、一杯のお茶という意味の英語はa cup of tea、二杯のお茶という意味ではtwo cups of teaというふうになるわけです。二個以上のものの場合、英語では必ずsがつきます。


人称というのは、話し手(書き手)と聞き手(読み手)とそのほかの人を分けて考えます。話し手(書き手)が一人称。聞き手(読み手)が二人称、それ以外の人を三人称と呼びます。
三人称単数を簡単に言えば、he, sheと呼ばれる人のことです。主語が三人称単数で、時制が現在の場合、動詞の語尾にsをつけます。



複数形のsを名詞の語尾につけるときも、三人称単数現在のsを動詞の語尾につけるときも同じ規則に従います。いずれもsが語尾につくというのが基本です。
しかし、基本には例外があります。s, o, x, sh, ch(ソックスシュワッチ)の時と、子音字+yの時には例外です。
先ず、s, o, x, sh, chで終わる単語にはesを語尾につけます。たとえば、crosses, tomatoes, mixes, bushes, watchesとなります。
次に子音字+yの単語の複数形と三人称単数現在形の作り方を説明します。子音字とは、a, i, u, e, o以外の文字全てです。たとえば、studyのように子音字dの直後にyがついているときには、yをiesに書き換えます。では、cryにsをつけてみましょう。どのような形になるでしょうか。答えは、criesという形になります。


例外として、haveの三人称単数現在形はhavesではなく、hasです。一つだけ不規則に変化するので覚えておきましょう。